カテゴリー: 一人ごと

書斎(といっても物置の片隅だ)でパソコンに向かうこと二時間あまり。 どうにか次に書く小説の、プロットが見えてきた。 一区切りついたところで中島みゆきの曲を、ヘッドフォンで聴いてたら、涙が止まらなくなっ…

時世の短歌を詠む   「歳月を共に過ごした我が妻よ 達者で暮らせ　グッドバイバイ」 うーむ、いまいちか。 カミサン「なにブツブツ言ってるのー。布団干すから早く起きてよ」 はい。  …

子供のころテストで100点をとると、お袋が頭をナデナデしてくれた。 両側にかろうじて残っていた髪の毛を刈り、スキンヘッドにした。 最近頭をナデナデされる夢を頻繁に見る。それがとてもリアルで「ああ、もう…

この間のことだ、真夜中に目覚め隣のベッドで寝てるカミサンが気になった。 「もしや」 ソロリソロリ布団に手を入れた。 「なにするのよー」 慌てて手を引っ込める。 何を勘違いしたんだぁ、バアちゃん。 それ…

これみよと 跳ね広げたり 桜枝

車で15分ほど走ってK公園に来た。車を駐車場に入れ子供たちが遊ぶ広場を通り、横に長い階段を登りながら高台にある時計台をみる。 友人との約束の時間まであと10分。学生時代よくここで彼女と待ち合わせしたも…

中学時代、転校生の私はいじめられ高校時代はただぼんやり過ごした。楽しかったのは小学生のときだけ。坂下に行こう。車もおんぼろだし体の調子もいまいちだけど。今しかない。 ばばちゃんちは空き家になって誰も住…

二度も悪性腫瘍で入院すると否応なしに”死”を意識してしまう。そんなおり、終活のつもりで身辺整理をしていたらNHKの2チャンネルで放映していた番組、モーガン・フリーマンの「時空をこえて」で　”死後の世界…

たった、たった五歳の女児が両親から日常的に虐待を受け死亡した事件。あまりにも、あまりにも悲しい。 女児が覚えたての平仮名で書いた、『あしたはできるようにするからゆるして　ゆるしてください』どんな名言、…

会津の女中野竹子は会津攻防戦の戊辰戦争で１８歳で戦死、 辞世の句 武士の猛き心にくらぶれば　数にも入れぬ我が身ながらも