縄文の森

 

踏み入ればあたり一面の銀世界
この真っ白な自然の中に
一歩一歩進むにつれ
自分が孤独につつまれながら
たった一人存在するのを自覚するとき
私は大いなる魂の安らぎを得る
そして
いつか時が止まり
キーンと
あらゆる音という音が消えうせ
静寂の中で
自分もこの自然の一部と化し
善も悪もすべてを包み込む
神への領域に近づくのだ

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